2009年10月26日

投資信託の利益はどうやって確定させるのか。


長期投資でも最後に大きな下落をすれば、損をするのではないか?
このように心配して投資を始められない方も多いはず。

いくら10年以上の長期投資でも、運用中の利益確定は必要です。

投資先の異なる投資信託を複数保有するのは、今や流行にも思えますが、
ただ保有しているだけでは、全く分散投資のリスク軽減には繋がりません。
(リスク分散をした気分にはなれますけど・・・・)


つまり、運用中の利益確定がなければ、本当の分散投資にはなりません。

複数の投資信託を購入して長期投資を行う場合、高くなった投資信託を売却し、その資金で安くなった投資信託を購入しなければ、ポートフォリオ運用の効果は得られないのです。

生産され続ける経済活動に投資をすれば、少なからず殖えて戻ってくる仕組みではありますが、
昔のような高度成長が見込めない今、利益を確定は必須となります。

この運用中の利益確定の手段ともいえるのがリバランスです。

リバランスとは、
ポートフォリオ運用において、基準としている資産配分への修正を言いますが、
市場動向に関係なく判断できることから、感情に左右されず「高く売り、安く買う」をシステマティック行うことができるのです。

●投資信託の利益確定の一つの方法は、リバランスです。
リバランスの方法は大きく二つ。
1)年に一度など定期的に実行する方法
2)バランスの乖離幅によって実行する方法

投資信託のリバランス修正の詳細は、こちらをご覧下さい。
http://www.toushinmkt.com/tm/knows/rebalance.html




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posted by FPブレーン at 09:02| Comment(0) | 資産運用:ポートフォリオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月02日

複利の株式投資、複利でない商品投資 その2

はじめに、株式投資です。
事業により得られた収益から配当金を支払い、残った収益は次年度の事業に再投資されます、つまり、複利運用です。

株式ファンドは、投資先である末端の株式会社が複利運用されている事になる訳ですから、同様に複利運用と考えます。

株式投資は、投資したお金で事業を行い「収益を生み出す」ことができます。

その一方で、商品指数に連動するファンド(実物資産の保有)は、
原油や金、農産物に投資をしても、その投資先自体は利益を生む術がなく、価格の値動きによって、収益を得ることになります。

つまり、投資先自体は「収益を生まない」わけですから、複利運用という概念がなく、単純な値上がり期待ということになります。


仮に、
トウモロコシや大豆などの実物資産を買って保有するのが商品投資で、
トウモロコシや大豆を生産する農家にお金を貸す(投資する)のが株式投資。と考えるとわかり易いかも知れません。

では、もう少し詳しく考えましょう。

コモディティ(商品)投資の場合、実物資産のトウモロコシの価格が下落をすれば、投資元本も下落すると考えられます。

ところが、事業収益を生み出すことができる株式投資は、

トウモロコシの価格の変動とは別に、
投資先の農家(株式会社)は、

種をまき、育て、収穫し、販売し、事業収益を繰り返し生み出すことができます。

長期間継続すれば、トウモロコシの価格とは関係なく、収益を得る「術」を持つわけです。
仮に、トウモロコシの価格が下落をすれば、農家の売上は縮小し、収益も一時的に下落しますが、

企業努力(コスト削減等)によって収益を回復することができます

以上のように、お金の使われ方、行先、
つまり、投資先を考えると
利益を「生む」「生まない」という、大きな違いがわかります。

長期保有の場合、ポートフォリオを最適化しなければなりませんが、
商品投資が、投資先として必須かどうかは一概に判断できませんし、

少なくても、その収益の仕組みを考えると、株式や債券のような万能な投資先として考えることは難しいと思います。

コモディティを買うのであれば、商品指数に連動する証券だけでなく、
コモディティに関連した株式会社にも投資を行うファンドがありますので、よく中身を見てから判断しましょう。

投資先の強い信頼性が持てなければ、長期投資は、長期保有は困難です。

「自分の理解できる範囲で行う」を優先する事が、より資産形成の成功に繋がると思います。

「いつの時代も今が買い!」はありますが、

資本主義の原動力は、常に成長を要求され続けている株式会社という仕組みです。

どんな大きな相場でも、この仕組み自体は(人間の欲求が絡み)そう簡単に変化できません。

市場に左右されず、一貫した投資計画を持つことが何より「成功」に
近づく事でしょう。



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posted by FPブレーン at 00:08| Comment(2) | 資産運用:ポートフォリオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月31日

複利の株式投資、複利でない商品投資 その1

需給関係が根本から崩れ、物価は上昇を続ける・・・・
原油価格も、多少の値下がりはあっても、もう元の価格に戻ることは考えにくく、長期的には右肩上がり・・・・

ポートフォリオにコモディティ〈商品〉を組み入れるのは必須と言われていたのは、ほんの1年前。

空前のコモディティ投資の大ブームの時。


今となっては、あっさり価格も戻り、物価も下がり続けています。

さて、こんなときだからこそコモディティに広く投資をするコモディティファンドについて、少しお話しします。

コモディティファンドは、
商品先物オプションの売買で収益を稼ぎ出すのではなく、商品指数に連動する証券に投資をするケースがほとんどです。

実物資産を分散保有していることと同様の効果が得られるわけですから、物価上昇のヘッジ・・・・インフレヘッジとなります。

では、コモディティファンドは、ポートフォリオに必須なのか?

株式や債券との相関関係から、ポートフォリオへの組み入れは、その効果もあるのでしょう。

しかし、じっくりと腰を据えて長期投資を行える方には、必ずしも「有利」で万能な投資先とは言い難い気もしてなりません。(過去の数値からは効果があるのは理解していますが。)

組み入れないからと言って、資産形成が不利になることはありません。

コモディティファンドの内容を知らずに、雑誌を見て、または、勧められるがままに購入する方が考えモノ。

とは言いつつ、最近の投資マネーは、実際に資本市場(株式や債券)が低迷すると、商品市場に移動することが目立ちます。

また、この流れを受け、世界の運用機関も、国際商品への投資比率を拡大しました。

約1年前も、世界最大の米国年金基金カルパースは、60%の株式資産を、2年、3年かけて56%に下げ、その分で、原油や金、不動産の比率を今までよりも高めていくと発表しました。
その後、各国もその動きを強め、一時的には落ち着いたものの、コモディティへの投資は、今後もますますその重要度を増すと考えて良いでしょう。

世界でも注目される運用機関が投資比率を上げると聞けば「今後は必要だ」と思われるのも当然です。

しかし、毎年、多額のキャッシュイン・アウトが繰り返される「公的年金」と、
キャッシュアウトされない「老後資金の資産形成」では、運用目的が大きく異なります。

ポートフォリオ全体を最適化するというのももちろん大切ですが、
長期保有すると、どのように収益を生むのか、投資した自分のお金はどのように使われているのか「投資先」を理解することが重要と考えられます。
この投資先を理解すると、自分で必要かどうか判断できるでしょう。

では、その2で、株式投資と商品投資を比較してみましょう。



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posted by FPブレーン at 10:08| Comment(0) | 資産運用:ポートフォリオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月11日

株式の資産配分(アセットアロケーション)

株式資産への配分に悩まれる方は、少なくないと思います。

多くある一つのアセットアロケーションの考え方です。

世界の時価総額の規模応じて行う方法です。

とても簡単ですが、種まきに例えてみましょう。

目の前に「1u」と「9u」の畑があります。
種を10個持っていたら、あなたはどのように種を蒔きますか?

「1uに1個」「9uに9個」と考えませんか

つまり、株式資産の配分は、経済規模に値する世界の時価総額に応じてお金を蒔く(貸す)と考えるのです。

世界株式市場の時価総額は、日本株式10%、海外株式90%
日本株式・・・・TOPIX指数
世界株式・・・・ MSCI Kokusai Index

となります。

母国でもある日本の株式に10%程度しか投資をしないのは、正直、罪悪感を感じます。が・・・・・

1メートル四方の畑に3つも4つも種を蒔くのは、やはり多すぎる気がします。

また,公的年金などの資産配分では、少なくても20%から30%は日本株式に投資をしています。さらに、日本債券を含めると50%超が日本になります。

本来、日本経済の原動力でもある日本株式に投資を行い、経済全体の活性化を応援しなければならない立場にある日本人ですが、

やはり、堅実に均等に成長を得るならば、日本に偏らず、世界経済の規模に応じて、分散させることが重要と考えてしまいます。

ただ、当然ながら海外90%の投資を行えば、為替のリスクを受け入れなければなりません。

為替のリスクを回避するために、人口減少国への配分を多くするのか?

大きな為替リスクを受け入れて、均等な成長を得るのか?
さて、究極の選択です。

長期投資であれば、為替の動きを吸収できるだけのリターンは期待できると思いますが、やはり短期の場合は、覚悟が必要です。


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posted by FPブレーン at 09:04| Comment(0) | 資産運用:ポートフォリオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする