2010年01月13日

海外銀行口座 or 海外証券口座

遅くなりましたが、
あけましておめでとうございます。
本年もブログ共々よろしくお願いします。

さて、今年最初は、オフショア金融センターシンガポールの
銀行口座開設の話題から。

海外口座と言えば、「銀行口座」を検討している方がほとんどのようですが、
どうして証券口座を検討しないのでしょう・・・・

例えば
10年以上使用しないお金や老後資金を預けるには、
銀行口座が安全か、証券口座が安全か、考えてみましょう。

証券会社は、もともと資産管理を目的とした金融機関であることから、破綻時でも、資産が守られる「仕組み」になっています。(分別管理です。)
ただし、信用取引や先物オプション取引のため、株券やファンドを担保に入れては、適用外です。

銀行は、そもそもお金を貸すことを目的としている金融機関であることから、証券会社のような分別管理はされず、銀行の経営と一心同体。つまり破綻による影響を受ける事になります。

日本では、預金保険機構から1千万の保障を考慮すれば守られると解釈できますが、顧客の資産を、金融機関の経営と切り離して管理する「仕組み」を持つと言う意味では、長期性の資金は、証券口座の利用が安心と考えられるのでは?

この仕組みは、日本に限らず、シンガポールでも同様です。

ただ、シンガポールの銀行は、破綻時の預金保障が異なります。
何と! 政府が預金全額保障です!
数年前の財政黒字で、国民にボーナスを払うほどのシンガポールですから、うなずけます。

しかし、残念ながら、預金全額保障は2010年末までの政府の限定措置です。
詳細↓
発表時のプレスリリース

シンガポールでは、元来、預金保障機構に加盟する銀行では、SGD建預金に限り20,000ドルまでの預金保障です。
日本円でわすか約130万(本日レート65円)ですから、日本と比較するとかなり低いですね。
(日本も以前は100万の保障でしたが)

Singapore Deposit Insurance Corporation
(シンガポール預金保証機構に加盟する銀行の一覧 ↓)

http://www.sdic.org.sg/scheme_members.html

日本が破綻するから資産を守りたい!と銀行口座を開設する。
守ることが目的であるはずなのに、わざわざ海外まで資産を移し、一企業である銀行に預ける。
しかし、どんなに通貨を分散保有しても、銀行が破綻したら・・・・・資産は守れない。

通貨の分散保有は、効果的なリスク分散に見えて、実は、一銀行に集中投資を行っていることを意味します。

「日本国の破綻」と「シンガポールの一銀行の破綻」をはかりに掛けるようなもの!?

本当の意味で資産を守るなら、仕組みから考えると、やはり証券会社で資産管理を行うのが安心と思われます。





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posted by FPブレーン at 10:04| Comment(0) | シンガポールレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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