2008年03月14日

世界のプロ集団が運用方針を「変える」!?

長期投資に役立つ「敗者のゲーム」という書籍があります。

この本は、

「今回だけは違う」 という見出しで始まります。

上昇相場であった1980年代末と1990年代末を例にあげ上昇を目の当たりにした投資家は、

「もはや今までの投資のルールは当てはまらない」と考え、お金をつぎ込んだということです。

しかし、結果はご存じのとおりで、投資ルールは変わらずマーケットは彼らを打ちのめした言うものです。

この本の見出しにもあります。

「今回だけは違う」ですが、
まさに、今のマーケットにも言えることです。

「運用方針」「アセットアロケーション」が間違っているのでは?と考えるのは、投資だけでなく、アドバイザーも少なくないはずです。

しかし、いつの時代も繰り返されるものです。
ここは、じっくりと決定した計画を淡々と実行するのみ・・・・

と思っていますが・・・・
ここで、世界のプロが運用方針を変えたというニュースを紹介します。

米国公的年金です。
米国最大のカリフォルニア州職員年金基金(カルパース)をはじめ、イリノイ州職員年金基金、オクラホマ州消防士年金、ペンシルベニア州職員年金基金は、
金や原油など国際商品への資産配分を拡大しているという。

カルパースの投資委員会は、
「年金受給者の資産をインフレの進行から守る責任がある」と判断し、インフレを5%上回る資産運用成果を目指している。
カルパースの過去の運用成績は、平均的に10%以上の安定した運用実績があり、カルパースの資産配分は世界のプロからも注目されています。

上記のような情報から、「商品ファンド」をすぐに取り込むことがベストと申し上げるのではなく、その運用方針の変更のやり方です。

ちなみに、カルパースは60%の株式資産を、2年、3年かけて、56%に下げ、その分で、原油や金、不動産の比率を今までよりも高めていくそうです。

わずか4%の配分変更です。しかも3年かけて行われます。

金額の大きいので、個人の資産形成とは異なりますが、資産配分を4%変更するだけでも、ニュースになるということです。

それだけ、運用方針の変更は重要で、あっち、こっちと変更するものでは無いということです。

繰り返しになりますが、運用方針や考えがブレない様に、こんな時だからこそ冷静に判断するべきなのです。


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posted by FPブレーン at 22:53| Comment(0) | 資産運用:基本の気づき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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